2025/10/4 岡山サポ新潟遠征①|ビッグスワンとヒスイ海岸、そして温泉。
1日目|空とカニとヒスイと
朝6時45分。まだ少し眠たい目をこすりながら岡山駅を出発。
新大阪でJR➡モノレールに乗り換えて伊丹空港へ。
途中で「大阪空港」「大阪国際空港」というアナウンスを聞いて、
「え!? 関空以外伊丹以外にもう1個あんの!?」と一瞬焦る。
……伊丹の別名らしい。ややこしい。
9時55分、ANAでフライト✈️
多少の揺れはあったものの、無事に新潟空港に到着。
飛行時間はおよそ1時間。思ったより近い。

レンタカー会社に連絡すると、空港まで迎えに来てくれた。
今回の相棒は「ニコニコレンタカー」。
52時間レンタルで15,730円!(保証込み・会員価格・ガソリン別)
Bluetoothでお気に入りのナンバーをかけながら、いざ出発。
ナビも新しくて快適ドライブ!
🦀 かにや横丁で昼の小幸せ
2時間走って「かにや横丁」へ。
カニを丸ごと1杯…いきたいところだけど、すでに14時半。
夕食に響くのは避けたい。
ということで、カニ炊き込みご飯(500円)とモズク汁(300円)を注文。

安い!うまい!!
一人だとそんなに食べ歩けないけど、うまいもんがあれば全部チャラ。
ヒスイ海岸へ ― 40年越しの夢が叶う
小学生の頃に“学研”か何かで見た【ヒスイ海岸】。
「浜辺に宝石が落ちてる」――そんな夢みたいな話にワクワクした。
あれから約40年、ついにその現場に立つ日が来た。
海岸には、丸くてつやつやした石がびっしり。
どれもカラフルで、「もう全部ヒスイなんじゃ?」と錯覚するほど。

岡山から持ってきたLEDライトを取り出す。
(そう、あの“手荷物検査で止められた赤いライト”である。
あのとき検査員さんの「これは何に使うんですか?」という真顔に、
まさか“ヒスイを照らすためです”とは言えなかった私だ。)
💡 ヒスイのうんちく
ヒスイ(硬玉)は、ものすごく細かい結晶がギュッと詰まった鉱物。
そのため、光を当てると内部で散乱して“ふわっと透ける”のが特徴。
白いライトを当てても、鉄やクロムの影響で淡い翡翠色に変わって見える。
つまり――
ぼんやり透けたら、ヒスイの可能性大。
🔦 ヒスイ検証、開始!
緑っぽい石にライトを当てるけれど、ことごとく違う。
「まあ、そんな簡単に見つからんわな」と思ったそのとき――
波にあおられて、コロコロと転がってきた緑の石。
次の波が来る前にサッと拾って、ライトをON。
ぼんやり光が透過した!
やった、ヒスイだ!(たぶん)

最終的に3つ、光に透ける石を拾う。
暗いところで照らすと、内部から淡い緑色の光がにじむ。
これは“拡散透過”という現象で、光が結晶のすき間を反射しながら進むことで生まれる幻想的な光。
白い光が内部で何度も跳ね返りながら、鉄やクロムの影響で翡翠色に変わって出てくる――まさにヒスイの魔法。
ふと時計を見ると17時前。
宿のチェックインは18時。
「たしか30分くらいで着くはず」とGoogleマップを開くと――1時間!距離76km!
え、そんなに!?
慌てて車を走らせる。
誰だよ、こんな距離の宿予約したの!(私だ)
宿に到着 ― 赤茶の湯と虫の声
宿に着いたのは、チェックイン予定時刻10分前。


古いけれど清掃が行き届いていて、
宿のあちこちに小さな花瓶で季節の花が活けてある。
そのさりげなさが、なんだか嬉しいんだよね。


「18時からお食事ですので、もしよければすぐどうぞ」と宿の方。
荷物を置いて食堂へ。
旬のものを使った料理。お酒に合う。さすが新潟、お米がうまい。
アラフィフの胃にはちょうど良い量で、幸せな晩餐。



温泉は“上杉謙信の隠し湯”といわれる赤茶色の濁り湯。
匂いは少し石油っぽい。油ねんどのような独特の香り。
虫の声が響き、山の夜の静けさが身に染みる。
露天風呂でぼんやり空を見上げながら、
「来てよかった」としみじみ思う。
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